Due toni 【Episodio 010】

前回の続き。
長二郎(ちょうじろう)のナチュラルタンカラー。
未だ降ろす前に撮影した画像でスッピンのままの状態。
こうした明るいブラウン系の靴の醍醐味は
クリームで好みの色に着色し愉しむ事。
全体的には明るい色で履きたかったので
下処理を施した後のトゥキャップに
チョコレートカラーを入れてみた。
強烈なコントラストが生まれ
米国禁酒法時代のギャングの足元の様になった。
気絶級のカッコ良さだけど一歩間違えれば
誰も寄り付かない危ない人の感じも漂う。
ツーフェイスローションを使って色を落とし
次にミディアムブラウンを入れてみた。
私的にはこの組み合わせに落ち着き
殆どこの色の組み合わせのまま
6~7年が経過して今現在も
頻繁に履いている。
ブラウン系のコーディネートで
全く同じ色より少しづつニュアンスが違う
皮革近似色はトラディショナルコードさえ
しっかり整えていればアイテム集積が
エスプレッソの凝縮した香りが漂いそうだ。
実に味わい深い。
色目を余り変えたくない場合や
薄い色の靴のケアにはニュートラルカラーの
アーティスト・パレットが絶対に欠かせない。
何時使ってもやはりこのクリーム最強、最高。
香りも実に素晴らしい。
眉唾って思っておられる方は ReSARTO にサンプルがあるので実演させてもらいますよ。
って言う事で、Episodio 009 から続く、私の 買ってよかった BEST 3 ならぬ
TOP 3 は友二郎と長二郎のブラック・ブラウンの二足。
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