Piedistallo 【Episodio 033】

腕時計の台座、アテとも言う。
「何だソレ?」と思う方は必読。
現代では余り必要ではないが
昔、航空機のコックピット内での
急激な温度・気圧変化に対して
直接、腕時計の金属ケースが肌に触れる事で引き起こる金属火傷を避ける為
パイロットやナビゲーターの腕時計であるクロノグラフの専用として皮革の台座が考案された。
また、金属アレルギーの方にも直接肌に触れなくなるためメディカル面でも有効とされている。
台座付き時計ベルトは通称 ” ブンドタイプ ” と呼びこれを装着するだけで
時計本体もベルトも格上げされるので私の様な皮革好きにとっては外せないアイテムのひとつ。
クロノグラフだけでなく
ダイバーズや外径が40mm以上の
大型時計には台座があった方が安定するので
厭わず使っている。
スマホの普及で腕時計をしない人も増えているが
男のアクセサリーの中で機械式の腕時計や
様々な表情を持つ皮革の台座・時計ベルトは
お洒落の重要アイテムなので無いより有った方が良い。
腕時計にも時計ベルトにもとことん拘る。
その方がお洒落生活が愉しいよ。
この記事へのコメントはありません。