洋服への理解と知識、探究心
スーツと一言で表現しても、ブランドやテーラーによって構造が全く異なります。
我々は、そうした違いをしっかりと理解し、ひとつひとつのお洋服にとって最適なお直しを施していきます。
お客様からお預かりする大切なお洋服を、場合によっては一度解体することもある「お直し」というサービスにおいて、こうした洋服への知識や理解は非常に重要だと考えており、日々探求し続けています。
一流ブランドからも認められた技術力
洋服への理解を深めるため、毎年イタリアからアジアまで様々な国々を巡り、現地で直接学ぶ海外出張も欠かさず続けています。
「お直し屋がイタリアの展示会にいる意味は？」と問われたこともありますが、“古いものを今のスタイルに再生する”ことの多いお直し屋だからこそ最新の情報をいち早く仕入れ、お客様に提供する必要があると考えています。
こうした「その洋服の構造やトレンドを理解しているからこそできる高品質なお直し技術」は、イタリアの一流サルトリアブランド「アットリーニ」からも絶賛していただきました。
オリジナルの雰囲気を守る、再現力
洋服には、わかりやすい外見の特徴や素材だけでなく、ちょっとしたステッチの入り方やボタンホールの縫い方など、とても細かいデザインや特徴がいくつも存在します。我々はそうした細かい部分も見逃さず、元の風合いを守った上でお直しを施すよう、努めています。
たとえば、ジャケットの着丈をお詰めするお直しをした後、裾にステッチを入れ直す必要が出てきた際には、我々は可能な限り、お品物に使われているのと同じ糸と同じ縫い幅で元のステッチを再現するようにしています。
あらゆるお直しに対応する、高い技術力
高級ブランド品と、オーダーメイドのスーツやドレス限定のお直し屋というイメージを持たれることの多い我々ですが、実際はデニムやレザージャケット、Tシャツ、ニット、バッグ、靴などあらゆるお直しをお受けしております。ありとあらゆるお洋服やお品物を日々お直ししております。
また、極めて繊細な素材や総手縫いで構造が複雑なスーツなど、他の会社様に断られてしまったお洋服を持ち込みいただくことも多くありますので、諦めていたお品物をお持ちのお客様もぜひ、ご相談ください。
ロングドレスの丈を短くカットしてショート丈に
お洒落上級者の胸元と背中がV字に開いたローブデコルテのロングドレスはお呼ばれシーンに相応しい緑の総レース仕立てのドレス。裾に掛けてドレープ感の強いAラインシルエットを前後で絞り込み、ウエスト後方に手繰り寄せるアレンジをしました。
有名ブランドのジャケットをスカートにリメイク
色柄は気に入っていますがデザインと形が今の気分ではなくなってしまったJKT。なんとか使えるようにならないかとご相談いただき、ポケットなどのディティールを活かし、個性的なスカートに生まれ変わりました。
ワンピースをツーピースにリメイク
ふんわりとした素材感が独特なワンピース。生地を何とか活かせないものかとご相談いただき、セパレートして生まれ替わらせました。全体的にふわっとした緩いシルエットのワンピースが上下別使いも出来るメリハリの効いたボレロ風トップスとスカートに大変身しました。一つが二つになればコーディネートの幅もグンと拡がりますね。。
ワンピースの袖を短くカットして今風にリメイク
トレンドの移り変わりが早い昨今ですが、せっかくなら長くご着用をしたい思いはどなたでもお持ちのことと思います。大掛かりなリサイズやリメイクではなく、ほんの少しだけ手を加えるだけでがらりと印象が変わるケースもございます。袖丈は大きく印象を変える代表的なお直しです。
“思い出のウエディングドレス”をリメイク
海外ブランドのドレスは多くの人にとってそのままでは着られないくらい、ウエスト位置が異なります。体に合ったラインはとても美しく、自身の魅力も更に引き立ちます。
